台風

おはようございます。
みなさんの街は台風大丈夫でしたか?


我が家は大学生の息子の下宿先が浸水し、いまだに下宿の2階に避難したままです。


土曜日の夜から頻繁に息子と連絡のやりとりをしていたのですが、
午前1時過ぎ「母さん、ヤバイ」といったラインを最後に一旦連絡が途絶えます。


何?何がヤバイの?

もしかして…、と不安がよぎります。


東北の震災の時に主人が単身赴任中で、「充電が無くなるから、無事がわかったら極力電話やメールはひかえる」ということを学んだ私。

それでも息子の安否が気になり、「どうしたの?」「どこにいるの?」「大丈夫なの?」とラインや電話を数回してしまいました。


1時間くらいして、ようやく息子から「2階の友達の部屋に逃げた。とりあえず無事だから。朝連絡する。」と返事が来て、命の無事を確認しました。


息子が無事とわかっても、まだまだ楽観視はできません。


息子は東北の田舎町に下宿中。


都会ではないためか街のライブカメラも少なく、
しかも停電のためか数少ないライブカメラの映像さえ更新されていない状態。


これだけ情報過多の世の中なのに、ほとんど情報が入ってきません。


朝までずっとネットやテレビのニュースで情報を得ようと必死の私。


数少ないツイッターやネットニュースから
息子の街は河川が氾濫し、街が水に浸かっていることがわかってきました。



大丈夫なのか?本当に大丈夫なのか?



朝になり、息子から電話が来ました。


1階にある息子の部屋は浸水し、朝まで2階の友達の部屋で過ごしたこと。
もちろんライフラインは全て止まり、リュック1個分の荷物と毛布だけしか持ち出せなかったこと。

下宿の隣に住む高齢の方が(平屋建て住まい)が逃げられず、二階からみんなで励ましながらSOSを出し、救助を要請したこと。救助隊のボートが来てお年寄りは救助されたが息子たちは救助されず、「君たちは水が引くまで頑張って!」と言われたとのこと。



緊迫した状態であることが次々とわかりました。




同じくして、長野や東京、神奈川の河川も氾濫したため、メディアはそちらばかりを取り上げます。



歯がゆい思いで時間だけが過ぎていきます。








岐阜は何事もなかったように穏やかな秋晴れ。


空を見上げて涙が溢れます。





少し水が引いてきたようですが、まだ道路は海のようらしい。

息子たちは「陸の孤島」と化した下宿の2階で2回目の朝を迎えようとしています。






どうかどうか

早く水が引きますように。












コメント

なべサン さんの投稿…
息子さんの傍に直ぐにでも駆け付けたい思いでいることと思います。
出勤時、気丈にいつも通り変わらず笑顔でペコリと45度のお辞儀で挨拶される姿を見て胸が苦しくなります。そんなことなど起きることはないと普段は思って過ごしているので、自分事と捉えいろいろ考えさせられました。1分でも早く以前の生活に戻れますよう心からお祈りしています。
ヨッシー さんの投稿…
息子さんの無事を確認出来るまでの1時間は長く感じられましたよね(>_<)
被災された方が早く日常に戻れるようになるといいですね…

このブログの人気の投稿

小さな寂しい出来事。

物事のとらえ方☆