サンタ様様
「あれ?こんなのがあるんですか?」
ホームセンターのレジの女性の方が気さくに話し掛けてこられた。
「犬用なんですね😊」
レジを打ちながらお菓子のパッケージをマジマジと見られる。
「はい。これ好物みたいで。施設にいる犬なんです」
少し驚いた表情をされる。
「へーーそうなの。そこのワンちゃんもおじいちゃんもおばあちゃんも幸せですね。みんな幸せになれますね😊」
まさかホームセンターで、おやつ一個から動物がいると人は幸せと映るんだ、と気付かされるとは夢にも思わなかった。
翌日の早朝サンタとの散歩中
80代くらいのやせ型のおじいさんが
汗だくになって草刈り機で草を刈っていた横を
会釈だけして通り過ぎようとしたところ
見たこともないクシャクシャな笑顔でサンタに視線を落としたあと
「ごくろんさんやね。暑い中」
そう言ってタオルで汗を拭われた。
「・・・あっ・・ご苦労様です。大変ですね」
5m 程歩いた頃だろうか
気が付いたら何故か涙が出てきた
正にこちらから言わなければいけない言葉であったのに
通路をお手入れをしてくれる人がいるお陰で散歩が出来るのに
ご高齢の方が酷暑の中 働かれているのに
自分から言葉を掛けられなかった
何の涙がわからない
感動からなのか
自分に対する怒りなのか
最近親のこと、仕事のこと 考えることが押し迫っていたせいなのか
食あたりにあい 体調が思わしくなかったせいなのか
年のせいなのか
最近涙腺のスイッチがいつ入るか全く予測できない
ただその後 すごく幸せな気持ちで満たされた
まるで本1冊分の感動をおじいさんから貰ったみたいだった
また何mか歩いていると
『このおじいさん、もし施設や病院に入ることがあったら絶対いい介護してもらって欲しいな。くれぐれも「ダメやよ!そんな事したら!何回言ったらわかるの!!」なんて言われないよーに』
と、祈ってた
散歩は毎回仕事中には浮かばないいろんな感情が出て来ては消えていくの繰り返し
私にとって心を整理するのにはもってこいの大切な時間
サンタのおかげ
施設も病院も忙しさで善良なお年寄りに自然に不親切ができてしまう世界
人が先か
仕事が先か
ホームセンターの女性
草刈りのおじいさん
まわり見渡せば介護に生かせる教材がわんさかある
参考書よりもうんと濃いものが
もしかしたらもっともっと身近にあるかも
ホームセンターのレジの女性の方が気さくに話し掛けてこられた。
「犬用なんですね😊」
レジを打ちながらお菓子のパッケージをマジマジと見られる。
「はい。これ好物みたいで。施設にいる犬なんです」
少し驚いた表情をされる。
「へーーそうなの。そこのワンちゃんもおじいちゃんもおばあちゃんも幸せですね。みんな幸せになれますね😊」
まさかホームセンターで、おやつ一個から動物がいると人は幸せと映るんだ、と気付かされるとは夢にも思わなかった。
翌日の早朝サンタとの散歩中
80代くらいのやせ型のおじいさんが
汗だくになって草刈り機で草を刈っていた横を
会釈だけして通り過ぎようとしたところ
見たこともないクシャクシャな笑顔でサンタに視線を落としたあと
「ごくろんさんやね。暑い中」
そう言ってタオルで汗を拭われた。
「・・・あっ・・ご苦労様です。大変ですね」
5m 程歩いた頃だろうか
気が付いたら何故か涙が出てきた
正にこちらから言わなければいけない言葉であったのに
通路をお手入れをしてくれる人がいるお陰で散歩が出来るのに
ご高齢の方が酷暑の中 働かれているのに
自分から言葉を掛けられなかった
何の涙がわからない
感動からなのか
自分に対する怒りなのか
最近親のこと、仕事のこと 考えることが押し迫っていたせいなのか
食あたりにあい 体調が思わしくなかったせいなのか
年のせいなのか
最近涙腺のスイッチがいつ入るか全く予測できない
ただその後 すごく幸せな気持ちで満たされた
まるで本1冊分の感動をおじいさんから貰ったみたいだった
また何mか歩いていると
『このおじいさん、もし施設や病院に入ることがあったら絶対いい介護してもらって欲しいな。くれぐれも「ダメやよ!そんな事したら!何回言ったらわかるの!!」なんて言われないよーに』
と、祈ってた
散歩は毎回仕事中には浮かばないいろんな感情が出て来ては消えていくの繰り返し
私にとって心を整理するのにはもってこいの大切な時間
サンタのおかげ
施設も病院も忙しさで善良なお年寄りに自然に不親切ができてしまう世界
人が先か
仕事が先か
ホームセンターの女性
草刈りのおじいさん
まわり見渡せば介護に生かせる教材がわんさかある
参考書よりもうんと濃いものが
もしかしたらもっともっと身近にあるかも
コメント
ゆっくりと考える時間って大切ですね。
ただ突っ走るだけではなく自分を振り替える時間ってとても大切だと私も思います。
アンテナを広くできるよう頑張ります!
日常の気づき、大切にしていきたいですね。