仕事はオセロゲーム
介護の仕事を始めた新人のころある日
夜勤明けの申し送りで
「起きてみえる方はおられずみなさん良く休まれていました」
「とても穏やかに入浴されました」と報告する職員さん
「〇〇さん〇〇さん〇〇さんが興奮して朝まで起きてみえました」
「暴れて暴力行為あり入浴できませんでした」と報告する職員さん
いつも同じ人が 同じ報告になっていることに気が付いた
普段の職員さんをよーく観察していると
なーるほど
オセロでいったら『白』の駒を多く持っている
職員さんは
ご利用者様も自然と『白』になっている
「やめてください!!そんなことしたらもうお風呂入れてあげませんよ!!」
『黒』の駒が多い職員さんはご利用者様も知らず知らず『黒』になっている
この法則 案外シンプルなのかも・・と思ったことを覚えている
あと 介護はアカデミー女優賞もらえるくらい嘘もたくさんつかなきゃいけない仕事なんだなぁ とも思ったり😓
嘘は嘘でも『白』の嘘
『黒』の嘘は存在しなかった
それは嘘ではなく もはや本当のこと
そこには職員のプロ意識が欠けた「本音」の気持ちがあるだけだった
介護はどれだけ『白』の嘘が言えるか
よく見渡せば世の中 仕事場は嘘だらけ
素敵な嘘を言ってくれ人のおかげで楽しく仕事ができる
自分の気持ちに正直になれ、とよく人は言うけれど
『黒』駒のまま本当の事など言ったら世の中回らなくなる
会社であったら間違いなくそこでは働けなくなる
みんな『白』の嘘を付いてくれるから成り立つ
『白』の嘘を言っているけど
信念を持ってそれが言いたいのだから
『自分の気持ちに正直』である、ことになる
相手を思いやるところからの嘘
心配させたくないところからの嘘
円滑にいくための嘘
『白』の嘘は信念がないと言えない
ブレては言えない
仕事のプロでなければ言えない
人間関係も同じ
あの職員は 白か黒どちらの駒で接してくれるんだろう
考えても始まらない
受け身ではゲームも始まらない
仕事場でご利用者様、スタッフに見せる『白』駒のことにどんな場面でも集中できる人がプロと呼べる人になるのだろう
自分も一生修行の身😁
YKAがこれからもずっと白駒が多い会社になりますように!
そのためには これからもいっぱい嘘を付くぞ!!
オセロでいったら黒を負かして『白』の圧勝!!
ってな感じで
コメント
なべこさんに言われ、私は元・吉本芸人!今ではなりきっております。
私の芸人ぶりはいかがでしょうか?!
円滑にいくための。。。必要なことかもしれないですね。
報告は正確に。黒でなく、白になるように、ご利用者様とも関わって行きたいです。
まだまだ、修行ですね。