被災地へ
台風が過ぎ、2日間孤立状態にあった息子たち。
次第に水が引き階下へ降りると
1階の息子の部屋は、荷物のほとんどが水没し、全て茶色の汚水に染まっています。
下宿仲間皆無事であったのがせめてもの救いだったとのこと。
送られてきた写メを見て愕然とする私と違い、息子たちは気丈にも自ら泥かきや掃除を始めたそう。
駆けつけた他の下宿仲間の保護者の方々にもお世話になり、とりあえずあらかた片付けが済んだと連絡かありました。
「今夜は自分の部屋で寝られる」そう言っていたのに、
水を含んでいびつに膨れ上がった床や壁、
ドアは閉まらないなしく、
汚泥の臭いが染みつき、
何よりまた雨が降ったら水に浸かるんじゃないかとトラウマになり、
その後も上階の友達の部屋で寝かせたもらっているとのこと。
衣類も水没してしまい着替えも無く、未だにお風呂も入れない息子を思うと、
自分がご飯を食べたり、お風呂に入る度に辛くて仕方がありませんでした。
そんな時、職場で上司の優しい言葉に背中を押され、
息子の元に行くことにしました。
夜中まで荷造りをし、あれこれ息子に渡したいものを用意したのに、ふと気がつけば自分はモタモタの格好で来てしまいました。笑。
今、新幹線の中。
息子の元に近づくにつれ、涙が止まらなくなりました。
お母さんがこんな情けないことではダメね。
気持ちを切り替えて笑顔で行ってきます。
顔を見たら抱きしめちゃうかな。
追伸。
上司を始め、職場の皆様。急遽お休みをさせていただきすみません。
戻ったらまた一生懸命働きます。しばしお休みをいただきますこと、お許しください。
コメント
息子さんはお母さんや家族の事を考えて耐えている部分があるように思います。
何もできませんが こちらのことは心配しないでください。
早く今まで通りの生活に戻れることを願っています。
ただ顔を見るまでは落ち着かないですね|•ω•̥`)
少しでも早く当たり前の生活が送れるようになるよう祈っています。